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ジーンズの話しでも書いてみるか

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    爺は数十年、繊維関係に従事して来ました。
    アパレルの仕事も長くやりましたが、余りの馬鹿さ加減に辟易しキッパリと足を洗う事に。
    昔はまだ賢い人達も沢山居ましたが、中国との生産競争が激化してからは低賃金で人を雇っても競争力が無くなってしまい、みんな大赤字で続けてます。
    今の日本政府と同じ状態ですね。

    賃金の安い人しか雇えないので、何処に行っても勤まらない底辺労働者の受け皿と成り、まともな物が縫い上がって来ません。
    10個言えば1つか2つしか理解出来ないのでミスは当たり前ですし、低賃金の割りに過酷な労働条件で社員の定着率も低く、縫いの技術も全く向上しません。

    メーカーからの委託では工賃が合わない。
    現状の工場は限界に来てます。

    縫い仕様は複雑化し資材は値上がりし納期は短くなり生産ロットはドンドン少なくなる。
    その上、縫製スタッフは前出の説明通り役に立たない。
    B品連発してくれるわけです。

    前置きが長くなってしまいましたが最近、ジーンズの縫製工場が自社ブランドを作って売り出す動きが出て来ました。

    メーカーからの委託だと相手さんの希望する仕様を忠実に再現する事が重要で、たとえそれが縫製上汚くなっても、強度が不足しようとも相手さんの言う通りじゃないと不良品として扱われるわけです。
    しかし仕事を出す側のメーカーは縫製にド素人で、デザインやらコンセプトやらがなにしろ大事。
    お客さんの手に渡ってからの事より、売れる事が最優先です。

    そんな現状に業を煮やした工場が、自分の持てる技術で最高の物を売り出そうと立ち上がって来てる訳です。
    手かせ足かせの無い自分の工場で縫える最良の方法で縫い上げる訳ですから、その工場で縫い上がる物としては最高のジーンズが出来る訳ですね。

    爺が直接アパレルに戻る気持ちは毛頭有りませんが、数十年お世話に成った業界、しかも工場に少しでも手助けが出来たら、そして恩返しが出来たらと、知名度は無いがモノは最高のファクトリーブランドの販路拡大戦略を練っております。

    世のジーンズファンの皆さん。

    Gパン通を自称するなら一度コアでマニアックなファクトリーブランドジーンズに目を向けてみては如何でしょうか?



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